2010年4月9日金曜日

蔵出し捕物帳


「SEPT YAKUZAS」が終わってすぐに原作のモルヴァン氏から、次作として提案があったのが岡本綺堂原作の「半七捕物帳」でした。渋い選択です。
知ってますかと聞かれたので、自信満々にテレビ時代劇でもやってる有名な作品ですね、と応えたのです。
「よよよい、よよよい、よよよいよい、めでてえな」で一本締めするやつだな思ったのですね。それは伝七捕物帳でした。

半七捕物帳は大正期に初めてかかれた捕物帳です。古くさいものかと思いましたがこれがおもしろい。すべての捕物帳のはじまりであり今なおお手本である名作なんですね。
宮部みゆきが江戸ものをかくときは必ず読み返すそうです。
テレビ時代劇もありますがそれは後でみました。
著作権が切れていて青空文庫でも読むことができます。

江戸の風物詩を浮世絵風にみせ、押さえ気味の演出で描くといけそうかなと思いました。
しかし漫画にするにはちょっと地味かと判断し他のものを提案することとしました。

この頃から少しでも参考にと、一日中時代劇チャンネルをみていましたね。
松方弘樹のおやじさん主演の「素浪人花山大吉」なんていいですね。

ということで、いつかまた漫画化に挑戦するかもしれません。
しれませんったら。

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